外壁塗装とサイディング


外壁のリフォームを検討される場合、「サイディング」と「外壁塗装」どちらが良いか?とご質問が多くあります。最近の傾向として、新築の場合は6割がサイディングですが、リフォームの場合は7割が外壁塗装です。

外壁塗装

外壁塗装とは、塗料を塗ったり吹き付けたりして外壁の表面を保護します。主な工程は、「外壁の洗浄と補修、下塗り、中塗り、上(仕上げ)塗り」となります。

 

デザインや色の自由度が高く、建物への新たな重量付加もほとんどありません。サイディングに比べ施工一回のコストは低めです。

サイディング

サイディングとは外壁に張る板状の外壁材のことです。簡単に言えば「パネルを貼り付ける」という工法です。

パネルのデザインも豊富、耐火性や耐久性などに優れたものが多いのが特徴です。

 

主な工程は、外壁の洗浄・補修の後、パネル張り用の下地金物の取り付けを行い、その上にパネル張りを施します。

 

外壁材の中でも耐用年数が長く、デザインが豊富で工業製品であることから製品の品質が安定していることも大きな特徴です。

 

住宅の外壁の主流となったサイディングは、材質によって大きく分けて4種類。

・ 窯業系サイディング    ・ 金属系サイディング

・ 木質系サイディング    ・ 樹脂系サイディング

 


紫外線や雨風、暑さ寒さにさらされ、排気ガスやホコリなどの影響を受ける外壁。

 

耐候性のある塗装がされていても、その効果その効果は永遠ではありません。同じ外壁材でも日がよく当たる面の劣化スピードが速いなど、立地や家の形状、気候、外壁塗料の種類などによって状態は違ってくるため、最適なメンテナンス周期はケースバイケースです。既存の家の場合、新築から510年で塗り替えが、2530年程度で張り替えが必要になる場合もあります。

 

サイディングに劣化の症状が見られた場合、補修がいいのか、張り替えたほうがいいのかは状況によります。例えば、多少の反りが見られる場合には、必要に応じて浮いてきている箇所をビスやクギを打って抑えるだけですむこともあります。あまりにうねっている場合は下地状況の確認も兼ねて部分的な張り替えをおすすめしています。そのままにしておくと、隙間から雨水がまわり、サイディングの裏面からの吸水や乾燥の繰り返しで反りを助長する原因にもなります。今は躯体とサイディングの間に通気層が設けられているため、雨水が躯体の中に浸入することは抑えられますが、サイディングの美観と性能を保つためにも、日常のお手入れや適切なメンテナンスが重要です。

 

 

また、サイディングの劣化はなくても、シーリング(コーキング)が紫外線などで劣化していることもありますから、地震や台風の後のほか、年に数回自分の目で確認(お家の点検をしよう!)して早めのメンテナンスをすることが大切です。